CCFスタイルの大きな特徴は、システムの一部として空気清浄機能を組み込めること。そして、この空気清浄方式は、従来の空気清浄機のようにフィルターで空気を浄化するのではなく、酸素クラスターイオンという酸素イオンの集合体で細菌やウィルスを除去し、悪臭成分も分解してしまうという、とてもすぐれた空気清浄機能なのです。
1934年、酸素クラスターという物質が自然界に存在することが、モスクワ空気イオン研究所のチシェフスキー教授によって発見されました。
酸素クラスターとは酸素分子イオンが10~60個集まった集合体で、通常は空気が太陽光線に当たることによって自然界で多く作られています。特に、山や川や森林など自然豊かな場所に多く存在していますが、都市部や住宅・ビルなどの建物の中では著しく少ないことがわかっています。人工的につくられて利用され始めたのは1980年代になってからで、空気中の酸素分子を3,000Vで特殊放電する生成管(スイスLK社製)によって帯電させ、人工的に酸素クラスターをつくりだします。
酸素クラスターは集合体構造上に+イオンと-イオンを多数持ったまま、1~2分ほど存在します。その状態が持つ作用の中に、空気中の悪臭成分や細菌・カビ菌・ウィルスに吸着し、包み込む性質があります。それを利用して脱臭や殺菌、空気の快適化が可能になりました。
この技術は、欧米ならびに国内に多数の実績を有しており、その強力な効果が証明されています。このお部屋の中に放出された酸素クラスターイオンが、人体に無害であるほか、トイレ・ペット・生ゴミ・カビ臭の悪臭成分などを強力に脱臭・殺菌。お部屋の空気は一瞬にして、クリーンで爽やかな空気に生まれ変わります。
酸素クラスターはオゾンのように細菌の細胞膜を破壊するのではなく、細菌を柔らかに包み込み、細菌の生成に必要な窒素を遮断するメカニズムで細菌を行ないます。同時にこの殺菌能力は薬物による殺菌方法のように耐性をつくることなく、一般生菌や真菌(カビ菌)のみならず、食中毒を起こす大腸菌群、腸炎ビブリオ、サルモネラ属性菌、黄色ブドウ球菌などから、インフルエンザウィルスやMRSAなどの病原菌まで幅広い細菌に対して極めて有効な殺菌力を発揮します。
CCFスタイルは、床下を空気循環させるための空気チャンバとして利用しています。床下は常に乾燥している状態ですので、結露やカビが発生する事はありませんが、酸素クラスターイオンの効果により、常に殺菌されたクリーンな状態を保つことができるようになります。また、室内にも酸素クラスターイオンが放出されますので、家全体に酸素クラスターイオンが行き渡り、脱臭・殺菌効果とともに、常にイオン分子を多く含んだ爽やかな空気に包まれながら生活することができるようになります。これらの効果によって、脳波が安定したり、呼吸量が増大するなど様々な効能がある事も判明しています。CCFスタイルにこの空気清浄機能を組み込んだ方からは、『 子供が風邪をひきにくくなった 』、『 トイレの臭いが気にならなくなった 』など、うれしい報告が届いています。